プロフィールムービーを自作する上での5つのポイント【写真枚数は何枚がベストか】
プロフィールムービーとは、結婚式で流れる新郎新婦の生い立ちを紹介する動画のことです。
結婚式で流れる動画の中では最もポピュラーなものですね。
プロフィールムービーは業者に依頼することも可能です。
その場合、テンプレートであれば2万円ほどで制作可能です。
しかし気に入ったテンプレートがない、もしくは他の人と被りたくないという方も多いかと思います。かといって完全オーダーメイドにしてしまうと相場が一気に上がってしまいます。
そこでプロフィールムービーを自作する方も増えてきています。
今回はそんな自作する方向けに、具体的なプロフィールムービーの作り方をご紹介いたします。
当サイトのRebesterはオリジナルの動画を制作・販売・配布するサービスです。結婚式ムービーに関する制作経験も豊富ですので、是非今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。
プロフィールムービーだけでなく、結婚式に流れる動画に関する記事は下記よりご覧ください。
関連記事:結婚式ムービーを自作する際に気を付けたい5つのポイント
最初に構成を固める
まず動画を撮ったり写真を探したりする前に、構成を固めましょう。
プロフィールムービーは大きく分けると2つのパターンがあります。
写真とコメントのみで作る
9割以上の方々がこのパターンです。
新郎と新婦の写真を時系列順に流すというものですね。
このタイプの場合、新郎または新婦の生い立ち→新郎または新婦の生い立ち→2人の出会い
というパターンがほとんどです。
新郎から始まることが比較的多いですが、もちろん新婦から始まることもあります。
写真とコメントのみで作る際のメリットは、何と言っても新規で動画を撮影しなくて良い点です。コストが抑えられます。
簡単な動画でしたら初心者でも作れるのが魅力的ですね。
極力金銭的なコストを抑えたい、かつ自宅にPCがあるという方は動画編集にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
動画と写真を混ぜる
稀ですが、動画と写真を混ぜるというパターンもあります。
この場合、構成からしっかりと考えておかなくてはなりません。
昔の動画があればそれを使うもよし、新規で動画を撮影するもよし、思い通りに作ることが出来ます。
しかし実際に作ろうとしてみると、大変さが分かるかもしれません。しかし、動画を混ぜる場合は業者でもオーダーメイドになり、コストがかかってしまいます。金銭的なコストを抑えたい、かつ動画を混ぜたいという方は自作するのも良いでしょう。
今回は写真のみで動画を作った際の作り方をご紹介いたします。
曲の尺を基準に全体の尺を決める
構成が決まったら、まず曲を決めます。
なぜかというと、曲が決まれば大体の尺が決まるからですね。
プロフィールムービーのおおよその尺は5分~8分の間です。
10分あると少し長いと感じるかもしれません。
逆に3分程度だと短い印象になってしまいます。
その5分から8分の間に1曲から3曲流すというのが定番です。
それぞれの場合をご紹介いたします。
1曲の場合
1曲の場合は単純です。
新郎→新婦→2人の出会いの3パートをそれぞれ当てはめるだけです。
例えば5分の曲の場合、新郎新婦で1分半ずつ、2人のパートで2分といった具合です。非常にシンプルですね。
2曲の場合
例えば新郎新婦のパートで1曲、2人のパートで2曲目に移行する、といった具合ですね。これも非常によくあるパターンです。
難しいのは曲をどこかで切らなければならない点ですね。
5分の曲を2分にする、といった場合は予め曲を切りやすいポイントを見つけておきましょう。
曲と曲がいい具合に繋がったら、それが全体の尺となります。
3曲の場合
新郎、新婦、2人のパートでそれぞれ別の曲を流す場合です。
これは珍しいタイプですが、たまに見かけます。
曲のつなぎ目が難しい所ですが、区切りやすい所でフェードインフェードアウトで構いません。3曲使うことで全体のまとまりは無くなるかもしれませんが、新郎新婦のための結婚式なので自由に作ってしまえばOKです。
全体の尺が決まったら、自ずと写真枚数が決まる
というのも、写真とコメント1枚辺りの秒数は7秒または8秒と決まっているからです。
5秒だと少し物足りない、または文章が追えない場合があります。
10秒だと少し長いと感じるかもしれません。
実際に編集していく内に5秒でも良いのでは、と思うかもしれませんが、
それは動画を何度も見ているからであり、初見では7,8秒必要です。
例えば全体の尺が5分になったとしましょう。
そうすると、プロフィールムービー冒頭の演出に10秒、終わりに10秒使ったとして残りが4分40秒となります。つまり280秒あります。
仮に1枚7秒で流すとすると、280÷7で40枚流すことが出来ます。
こういった具合に、全体の尺が決まれば写真の枚数も決まるという訳です。
もちろんこれはあくまで基本の形ですので、例外的にコメントを無くしてささっと写真だけ3秒ずつ流してみたり、複数の写真を同時に出したりしても問題ありません。
たくさん写真を出したいという方はそういった工夫をしてみても良いですね。
画面の装飾を考える
ここが重要なポイントです。
プロフィールムービーはその性質上、どうしても地味な画になりがちです。
悪く言えば単調になってしまいがちという訳ですね。
これは正直仕方ない部分もあります。
当然参列者も分かっていますので、神経質になる必要はありません。
ですが、せっかくの結婚式ですから出来る限りクオリティは上げたいところです。
写真にキラキラを付けたり、背景を賑やかにしたり、全体のテーマを考えてみたり、と様々な手法があります。
ここでは具体的にどうやって動画を彩るのか見てみましょう。
Rebesterの動画素材を使った作例
Rebesterでは動画素材を販売・または無料で配布しています。
ここではRebesterの動画素材を使った具体的な作例を見ていきましょう。
プロフィールムービーの始まりを印象付ける
こちらは動画素材を使った印象的なオープニングです。
プロフィールムービーにもこういったイントロがつくと、参列者はすぐに「凝っているな」と気づきますね。
編集としては文字を入れるだけなので、時間的コストを抑えつつクオリティを上げることが出来ます。
使用した動画素材はこちらです。
【2種セット】縦に広がるパーティクル
写真とコメントに重ねる
キラキラの軌跡を使ってリッチな仕上がりにした例です。
写真を邪魔しすぎず、それでいて存在感のある装飾になりました。
軌跡が写真をまたぐことによって、時系列の繋がりを感じます。
この動画の尺は30fpsであれば2分以上ある素材です。黒で始まり、黒で終わるので続けて使用しても違和感はありません。
こういった長尺の素材が1つあると何かと便利ですね。
使用した動画素材はこちらです。
ゆらめくパーティクルの軌跡
常に背景として表示する
写真によっては横だけではなく縦もありますよね。
そうするとどうしても背景がスカスカになってしまいます。
そんな時は背景にループ動画を流しておくのがおすすめです。
間も埋まりますし、テーマとマッチしていればなお良いですね。
使用した動画素材はこちらです。
舞い落ちる雪の結晶
トランジションを使う
最後はトランジションです。
これは馴染みのない言葉かもしれません。
トランジションとは、動画と動画の区切りの部分を指します。
画面がゆっくりと暗くなる演出は見たことがあると思いますが、
あれもトランジションの1つです。
例えば新郎から新婦のパートに移る際などにトランジションを使うとおしゃれですね。見ている側もパートが変わると分かりますし、クオリティも上がります。
ここでも実際にRebesterの動画素材を使ったトランジションを見てみましょう。
今回は2秒ごとにトランジションを挿入しました。
こういった演出が入る映像を見たことがある方も多いと思います。
使用した動画素材はこちらです。
【8種セット】フレアのトランジション
プロフィールムービーの自作は初心者にもおすすめ
今回はプロフィールムービーの具体的な作り方についてご紹介いたしました。
動画編集をしたことがない方も多いかと思いますが、
プロフィールムービーは比較的簡単な部類に入ります。
初心者でも動画素材を使えばクオリティが簡単に上がるので、
是非一度Rebesterの素材をお試しください。